HSPで繊細な独身女性が起業する前に知っておきたい注意点
今働いている職場を辞めて、自分の力で稼いでいく「起業」に興味があるHSPで繊細な独身女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
人生の選択肢を増やしておくことは独身女性の安心材料になりますし、繊細なHSPさんは特に老後など遠い未来にも不安を覚えたりしてしまうもの> <
HSPで繊細な独身女性が安心やお金と心の豊かさを得るためにも、起業をおすすめしてはいるのですが、一方で注意点もあります。
起業してもすぐ簡単にお金も心も豊かさを手に入れられるものではないことを覚えておいてください。
こちらの記事で、HSPで繊細な独身女性が起業するメリットをお伝えしていますので、まだご覧になっていない方は先にお目通しいただくと、今回のお話しがより具体的にイメージできるかと思います^ ^
収入が毎月不安定であることを覚悟する
正社員であれば、毎月固定でお給料の額が決まっていますよね。そこに残業代は上乗せされますが、基本給から下がることはありません。
派遣スタッフやパート・アルバイトの方であれば時給制なので、働く時間と日数を計算して「来月振り込まれるお給料はこのくらいだな」とか「今月はいつもより少し休みが多かったから、このくらいお給料が下がるな…」とかおおよそ見当がつきますよね。
ですが、個人でお仕事をしていると収入は不安定になります。
今月はこんなに売上が出た!でも来月はどのくらいのご契約が取れるんだろう、来月はどのくらいの方に来店していただけるんだろう、来月はどのくらい売れるんだろう…と、先のことは分からないんですよね> <
そういう不安と常に向き合う必要があります。
そういうお考えも出てくることと思います。たしかに収入の安定さで言えば、月給・時間給で決まった時間・日数を働いてお給料をもらう方が安心かもしれません。
でも…今その働き方で疲れてしまってはいませんか?
自分の力で稼ぐということはお給料と違って月々の安定はありませんが、やり方次第で安定に近づけることは十分可能です。
たとえば
- 先々月は40万円の売上
- 先月は大幅増で100万円の売上
- 今月は30万円の売上
みたいな感じで、ある月だけドンっと売り上げが上がるということも珍しくないんですね。それに対して翌月は30万円という大幅ダウンに泣きそうになるかと思いますが、1年間平均して毎月30~40万円の売上があるとしたらどうでしょう。
一度大きく売り上げる月があると、その翌月以降にその売上から下がると不安になるのは人の心情です。
でもその月だけ「うまく売上が上がった」と思えれば、毎月安定して30~40万円収入があれば安心ですよね(10万円前後のアップダウンはあっても)。
なので、収入はもちろん不安定なのですが、正しいマーケティングや経営知識をもってビジネスを展開していけば、ある程度売り上げを安定させることは可能です^ ^
とはいえ、それでも安定を保証するものではないので、売り上げが多い月もあれば少ない月もある、その都度モチベーションの維持や発想の転換、新たな考え方などを模索していく必要があるという覚悟は持たないといけませんね。
新しいものに挑戦していくことを忘れない
前の項の最後でお伝えしたように「発想の転換」「新たな考え方」など、今までとは違う視点で見る、考えるということが大切になってきます。
HSPさんは安定や現状維持を好む方が多いですので、そういうことに労力を使うことに対してネガティブになってしまったり、ちょっとそれはしんどいな…と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、恐れなくて大丈夫です。発想の転換、新たな考え方というと何だか難しいように感じますが、自分が「こんなのがあったらいいな」「こういうサービスがあると助かるな」というものを自分のビジネスのサービスとして提供していくイメージです^ ^
それでお客様の反応がイマイチだったり、お客様から「もうちょっとこういうサービスだったら嬉しい」という声があればそれを採用していく感じですね。
なので
と心配する必要はありませんよ^ ^
まとめ:不安定だけど安心を作ることはできる
個人事業は月々の売上の上がり下がりがあるので固定給のような安心感はありませんが、でも先ほどお伝えしたように正しい知識と戦略でビジネスをすることで「安定して〇〇万円以上」の売上をキープさせることは可能です。
「最低〇〇万円の収入が欲しい」と決めたら、その金額を売り上げられるようなサービスとマーケティング、集客などを駆使しましょう。
男性主催の年商1億を目指すようなギラギラな起業塾や、見るからに派手な女性が主催するキラキラ起業塾などはHSPで繊細な女性にはちょっと合わないかな…と私は思っています。繊細な方が付いていくには少し厳しいような内容や体系の起業塾が多いです。
なので、HSPな方ほど起業を学ぶ場を良く見極めていただきたいと思います。起業塾は高額ですから、失敗すると経済的にも大変な痛手になります(私が経験済みです> <)。
正しい方法で正しく運営すれば安定が手に入れられますので、組織の中で仕事をするのが難しい…ストレスで押しつぶされそう…とお悩みの方は、ぜひ起業という選択肢があることも視野に入れていただけたらと思います。